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自動翻訳で作業を効率化!スムーズなワークフローの実現ガイド②

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※本記事は、英語の記事に機械翻訳をかけて、ポストエディットしたものです。

この記事では、スピードと品質を同時に実現する拡張性のある自動翻訳ワークフローを作成する方法パート②をご紹介します。

 

目次


     

    適切に設計された自動翻訳ワークフローの重要な要素

    ワークフローが円滑に進むか、失敗に終わるかは、ツールとプロセスをどれだけ的確に調整できるかで決まります。適切な人に、適切なタスクを割り当てることも大切です。
    効果的なワークフローには、人間による監視との適切な組み合わせ、スマートなシステム統合、機械翻訳による安全策、そして自動化されたプロジェクト管理という4つの中核要素があります。

    それぞれの要素が、高品質で拡張性のある言語翻訳の実現にどのように役立つのか見ていきましょう。

     

    重要な部分に対して人によるチェック

    機械翻訳は、手間のかかる作業を引き受けてくれます。ただし、ブランドらしさを示す"ブランドボイス"や文脈のヒントといった翻訳上のニュアンスを、独自に正確に汲み取ることは、まだできていません。 

    人の目によるチェックは、こうしたギャップを埋めるのに役立ちます。その結果、特に言語が複雑なケースや、法的に機密性の高い文書の翻訳でも、高品質な成果が期待できます。

     人が関与するワークフローでは、必要な局面で言語学者やテーマの専門家が適切に介入します。彼らは影響力の大きいコンテンツを編集し、コンプライアンスを確認したうえで、各市場に合わせてトーンを調整します。 

    たとえば、グローバルなSaaS企業が新機能をリリースする際に、人間参加型のワークフローをどのように実行するかは次のとおりです。 

    人による入力

    コンテンツチームは、UIテキストや初回メール・利用方法などを含むオンボーディングメールなど、製品に関するコピーを作成します。

    自動翻訳

    CMSはコンテンツを直接、翻訳管理システムへ送信します。 機械学習 を用いて、12以上の 言語それぞれで初稿を作成します。

    人の目によるチェック

    トラフィックの多いコンテンツは、リンギストと特定分野の専門家(SME)が編集します。これには、フローや 翻訳の精度を高めるための ランディングページ や顧客向けメールが含まれる場合があります。 
    レビュー担当者が、購入者にとって自然な言い回しになるよう、表現のブラッシュアップを手伝ってくれる場合があります。フォーマットの不備やタグの破損、ソーステキストの欠落などについて、最終的なQAチェックを行う場合があります。

    リリースに向けた最終承認

    システムは承認済みの翻訳テキストをコンテンツ管理システム(CMS)や製品インターフェースへ返し、公開の準備を整えます。

    このアプローチには、いくつかの利点があります:

    • 人間は、AI翻訳見落としがちな文脈上の問題を見抜けます。
      あなたが「bank」を川岸の意味で使ったとしても、機械は金融機関と訳してしまうかもしれません。

    • チームは、反復作業をしなくて済むようになります。
      その分、ブランドの一貫性や、言葉選びの微妙なニュアンスといった価値の高い作業に、より注力できます。

    • リンギストは、どのターゲット言語でも一貫したブランドボイスを保ちます。
      コンテンツを見分けられるように、それぞれの個性を保ちます。

    • シニアリンギストは、同時に複数のプロジェクトを監督できます。
      ゼロから翻訳するのではなく、AIの出力をレビューします。

    • すべてを人手翻訳にすると発生する費用を抑えつつ、品質基準は維持できます。
      人の目によるチェックは、全てを人力で翻訳する場合よりコストを抑えられ、完全に自動翻訳に任せる場合よりも良い結果が得られます。

    大切なのは、コンテンツの種類に合わせて、適切なバランスを見極めることです。 法的文書などの重要な資料には、人の目による厳密なチェックが必要です。一方で、社内のやり取りであれば、簡単な確認だけで機械翻訳に頼っても問題ありません。 

     

    スマートなシステム統合

    コンテンツ管理システム(CMS)、 翻訳テクノロジーエンジン QAツール、 翻訳管理システム(TMS)がシームレスに繋がり、ワークフロー全体を一元的に管理できる仕組みが必要です。それがなければ、チームは手動の引き継ぎに時間を浪費するだけです。まず、コンテンツ管理システム(CMS)からファイルをエクスポートし、次に別のシステムへ移動し、進捗を確認したうえで翻訳を再アップロードします。これは、単純な更新さえ頭痛の種にしてしまう、扱いづらくミスが起きやすいプロセスです。

    統合システムは、これらの課題となっている問題を解消します。翻訳されたコンテンツは、作成から公開まで自動で進行します。プロジェクトマネージャーは、個別に追いかけることなく、チームメンバーのステータス更新を確認できます。

    XTM Cloudをはじめとする翻訳ソリューションは、さまざまなツールを統合することで、これを実現します。これらによって、それぞれのツールが一つの仕組みとして機能し、翻訳作業をスムーズな一連の流れで進められます。そして、コンテンツをプラットフォーム間で移動できるため、手作業でのファイル転送や重複するデータ入力は不要になります。 

    自動翻訳で作業を効率化!スムーズなワークフローの実現ガイド2

    一般的なビジネスツールとは、次のように連携して動作します。

    • Adobe Experience Manager マーケティングチームは、Webサイト運営や顧客データ管理、レポート分析などを統合的に管理できるデジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)から直接、 ウェブサイトの翻訳 を管理します。ファイルのエクスポートやシステムの切り替えは不要です。

    • ContentfulヘッドレスCMS(コンテンツ管理と表示が分離されたシステム)で管理されたコンテンツは、直接翻訳ワークフローに送られ、自動で翻訳やレビュー工程へと流れます。そのため、手作業での移行や複製の手間が不要になります。

    • Marketoメールのキャンペーンやソーシャルメディアのコンテンツは、ローカリゼーション作業において、スムーズに移行していきます。このようにすることで、マーケティングオートメーション(MA)の一連の流れを妨げることはありません。

    • Jira and GitHub開発チームは、UIの文言や更新内容を翻訳者とリアルタイムで同期させます。これにより、コードの変更と翻訳作業がスムーズに連携します。

    複雑な技術基盤を持つチームに向けて、XTM 柔軟な API アクセスも提供しています。その結果、実際のワークフローに合わせて柔軟にカスタマイズできます。

    たとえば、言語サービス プロバイダー(LSP)の HunnectはXTM API 使用してクライアントのシステムや請求プラットフォーム へ直接接続しました。この仕組みによって手作業のファイル転送が減り、チームは1週間あたり約50100時間を節約できました。LSPは今、同じスタッフでこれまで以上に多くのプロジェクトをこなせています。

    結論: システム間の連携が適切に機能すれば、翻訳はコンテンツワークフローに自然に組み込まれます。チームはファイル管理に追われることなく、 翻訳の品質 に集中できるようになります。 

     

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    引用元:Automated translation: Your guide to smoother workflows|XTM

     

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    ・翻訳管理システム(Translation Management System)「XTM」
    ・プロジェクト/ベンダーマネジメントをサポートする「XTRF」
    ・UI(ユーザーインターフェース)翻訳を効率化する支援ツール「Rigi」
    ・ウェブサイトを直接編集・翻訳できる翻訳支援ツール「Transifex」
    ・CCMSのデータを利用して、簡単に動画を作成できるビデオ生成ツール「Video Creation Cloud」

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