XTM関連ブログ | 翻訳テクノロジー株式会社: 翻訳テクノロジー株式会社

人手を介さないゼロタッチローカリゼーションとシャドーAI:Andreas Ljungströmとの対談①

作成者: マーケティングチーム|2026/10/23 2:00:01

 

※本記事は、英語の記事に機械翻訳をかけて、ポストエディットしたものです。

 

先日、XTM社のプロダクト責任者であるAndreas Ljungströmが、業界の今後の方向性について私たちと語り合いました。TMS(翻訳管理システム)で起きていることや警戒すべき変化、ローカリゼーションにおいてAIが実際に何を意味するのかなど、幅広いテーマを取り上げています。

ぜひ最後までお読みいただき、専門家であるAndreasの見解をご覧ください。

 

では、まず大きな質問から始めましょう。TMSは今後数年でどのような方向へ進んでいくのでしょうか?

正直なところ、TMSという呼び方はそれほど長く続かないと思います。
率直に言って、現在「AIローカリゼーション」と呼ばれているものの大半は、15年間変わっていないワークフローにMT(機械翻訳)エンジンを後付けしただけのものです。これは変革ではなく、単なる飾りにすぎません。

現状では、多くの人がTMSを、プロジェクトを立ち上げ、いくつかのファイルを処理に回し、戻ってくるのを待つためにログインするソフトウェアだと捉えています。しかし、そのあり方は消えつつあります。代わりに登場するのは、適切なガバナンス(統制)のもとでコンテンツの制作・配信の流れに組み込まれ、自律的に稼働する仕組みです。いわば、処理全体を統合制御する基盤(オーケストレーションレイヤー)のようなものです。これにより、誰かが付きっきりで管理しなくても、コンテンツは原文から各国への配信まで進んでいきます。

だからこそ私たちは、適切な場面でXTM Cloudのヘッドレス化(画面を介さず、他のシステムから直接利用できるようにすること)を推進しています。

そして、人々が実際に操作画面を開くときには、もはやプロジェクト管理は行わなくなるでしょう。AIの出力を確認し、方向づけることが主な役割になります。これは、現在ローカリゼーションのPM(プロジェクトマネージャー)が担っている業務とは大きく異なります。もはや「TMS」という言葉が適切だとは思いません。XTMにおける私たちの使命は、エンタープライズコンテンツのグローバル化を加速することです。そのため現在、私たちは自らをAIグローバリゼーションプラットフォームと呼んでいます。

これは、ローカリゼーションを後工程のサービスとして扱う従来の枠を超え、組織がグローバルにコンテンツを作成し、作り変え、提供する方法そのものに直接組み込むことを意味します。AIはスピードと拡張性をもたらしますが、真に重視すべきなのは制御と確信です。つまり、コンテンツの量と複雑さが増え続ける中でも、品質、ブランドの一貫性、ガバナンスを犠牲にすることなく、チームがより迅速に進められるよう支援することです。

 

とはいえ、よく耳にする「AI主導のローカリゼーション」とは、実際には何を意味するのでしょうか。

ここで私が指しているのは、かなり具体的な仕組みです。流入するすべてのコンテンツをリアルタイムで確認し、その内容や、誤りがあった場合のリスクを評価したうえで、プラットフォームが処理先を決定します。定型的でリスクの低いものは、AIがそのまま処理します。一方、より重大なものは、人による対応が必要なものとして担当者に回されます。

もはや、誰かが手作業で仕分ける必要はありません。そして、そこにこそ本当に重要な点があります。優秀な人材は、自らの判断力を必要としない作業に一週間を費やすのではなく、本当に重要な場合にのみ関与するようになります。

私たちはこれを、人間が判断できるように「インテリジェンス層」が仕分けを行う仕組みと表現しています。

XTM社のインテリジェンス層はXTM IQと呼ばれています。そして、すでに大規模な成果を示しています。ある企業顧客では、AI翻訳の総出力の61.7%、すなわち950万語が、一切編集されることなく公開されました。

 

一つだけ挙げるとすれば、今後ローカリゼーションチームにとって最大の破壊的要因となるのは何でしょうか。

答えは簡単です。シャドーAI(会社の承認を得ずに業務で使われるAIツール)です。

これはすでに、ほぼすべての大企業で起きています。締め切りに追われた人が、正規の手順を踏むよりも速いという理由で、無料の翻訳ツールに段落を貼り付け、そのまま送信してしまうのです。対象は製品の説明文やサポートコンテンツにとどまらず、ときには本来そのような形で社外に出すべきではない情報にも及びます。しかも、こうした事態が起きていることを誰も把握していません。

「やらないように」と言い聞かせるだけでは、問題は解決できません。人は昔から、いちばん楽な方法を選ぶものです。解決策は、承認済みの手順を最も迅速な選択肢にすることです。つまり、誰でもすぐに自分で使える翻訳を提供しながら、その裏側ではセキュリティとブランドに関するルールを目立たない形で適用する仕組みを整えます。承認済みの選択肢が使いやすければ、シャドーAIの問題はほぼ自然に解消されます。

XTMは最近、エンタープライズ企業が直面しているこの課題に対応するイノベーション「XTM Go」により、ダブリンで開催されたLocWorld55のProcess Innovation Challengeを受賞しました。 詳しくはこちらをご覧ください。

 

今後数年のうちになくなると思われるローカリゼーション業務には、どのようなものがあるでしょうか。

一つ目は、手作業でプロジェクトの範囲を設定する業務です。プロジェクトの立ち上げ、何をどこに振り分けるかの決定、引き継ぎに向けた関係者への催促など、さまざまな管理業務が該当します。こうした業務は、リスクやコンテンツの種類に基づいて自動的に処理されるようになり、なくなって困る人はいないと思います。

次に、おそらく手作業でのQA(品質保証)が続きます。信頼度スコアで品質を予測し、明らかな問題を自動修正できるようになれば、すべてのセグメントを一つひとつ手作業で確認する意味はなくなります。そのすぐ後には、手作業でのLQA(言語品質保証)も続くでしょう。

これは「人がいなくなる」という意味ではありません。なくなるのは、業務の中でも反復的で価値の低い部分です。本当に難しい決断や文化的なニュアンスを扱う仕事、判断を要する仕事の価値は、下がるどころか、むしろ高まります。

 

引用元: Zero-touch localization and shadow AI: A conversation with Andreas Ljungström

 

翻訳テクノロジーのサービス

当社は、英国のXTM社が提供する翻訳プラットフォームの、日本国内で唯一の正規リセラーです。
XTM社は、世界最大規模の翻訳テクノロジーを開発しており、以下の主なサービスを提供しています。

・翻訳管理システム(Translation Management System)「XTM」
・プロジェクト/ベンダーマネジメントをサポートする「XTRF」
・UI(ユーザーインターフェース)翻訳を効率化する支援ツール「Rigi」
・ウェブサイトを直接編集・翻訳できる翻訳支援ツール「Transifex」
・CCMSのデータを利用して、簡単に動画を作成できるビデオ生成ツール「Video Creation Cloud」

これらのツールを、日本円でのご契約、時差や言語の壁がない安心のサポート体制のもとでご利用いただけます。
導入をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。