※本記事は、英語の記事に機械翻訳をかけて、ポストエディットしたものです。 |
経験豊富な開発者であっても、ゲームのローカリゼーションは後から慌てて行うものになりがちです。文字列のバグへの対処からリリース前の深夜のパニックまで、適切なソフトウェアと戦略によってその悪循環を断ち切ることができます。
この記事では、ローカリゼーションをプロジェクトの最初から組み込み、チームの時間と収益に損失をもたらすミスを回避する方法パート③を説明します。
初めてローカリゼーションに取り組む場合、または 企業戦略の刷新を検討している場合、重要なのは拡張ができて繰り返し可能なプロセスを構築することです。
奇妙なエッジケースや技術的なハードルは常に存在しますが、少し計画を立てることで、開発者が苦しむことを防ぐことができます。
実際に機能するゲーム ローカリゼーションワークフロー を構築するための手順をステップ毎に紹介します。
心地よいピクセルRPGをリリースする場合でも、次のオープンワールドの大作をリリースする場合でも、プロジェクトの開始時にローカリゼーションを統合しておく必要があります。事前に考えることで、チームの膨大な技術的負担が軽減され、ゲームを多言語対応にすることができます。
多くの一般的なエンジンにはすでにローカリゼーションキットと機能が含まれています。たとえば、開発ソフトであるUnityには「ローカリゼーションパッケージ」があり、Unreal Engineには「ローカリゼーションダッシュボード」があります。
UnrealのTranslation Picker(翻訳候補選択)は次のようになります。
引用元: Epic Games
これらのツールは、言語の切り替えやアセット管理など、舞台裏での多くの作業を処理します。したがって、すべてを自分で理解する必要はありません。
プロジェクトにローカリゼーションを統合する 3 つの方法をご紹介します。
最初からローカリゼーションを基盤であるインフラストラクチャに組み込んでおけば、後でさまざまな言語に拡張するときにスイッチを切り替えるような感覚で操作できます。コードベース全体を書き直す必要もありません。
ローカリゼーションチームには、プロセスを効果的に管理するための適切なツールが必要です。特に、頻繁にアップデートが行われたり、多くの開発者が関わっているゲームであればなおさらです。
これらがないと、すぐに混乱が生じます ― 重複する文字列、用語の不一致、納期の遅れ、そしてなぜか本番環境に残ってしまう開発中に仮置きしていたテキストなど。
AI を活用したXTM などのソフトウェアソリューションを開発プロセスに直接組み込むことで、 時間を節約 し、一貫性のある 高品質の 翻訳を作成できます。またXTMは、 継続的なローカリゼーションのために開発スタックと統合されます。つまり、すべてのバグ修正とコンテンツ更新がリアルタイムで自動的にローカライズされるのです。
Gitのようなソース管理システムに接続し、ソフトウェアの開発からリリースまでの流れを自動化する仕組みであるCI/CD パイプラインを使用すると、文字列の更新がコードベースと翻訳プラットフォーム間で自動的に同期されます。
文字列の抽出を自動化し、新しいコンテンツや未翻訳のコンテンツにタグを付けることもできるため、開発サイクル(スプリント)を進めている間に見落としがなくなります。
ゲームのローカリゼーションサービスを利用する場合は、バックエンドで文脈や背景情報など明確なコンテキストを提供することで、社内翻訳者とフリーランス翻訳者が最高の仕事を行えるように支援します。
最高のリンギストでも心を 読むことはできません。文脈が分からないと様々な解釈ができてしまう「Drop」のような文字列が表示された場合、推測するしかありません。「Drop」とは、キャラクターが戦利品をドロップするのか、友人をパーティーから外すのか、学校をドロップアウトするのか、文脈がなければ判断できません。
翻訳者があなたをサポートできるように支援する必要があります。翻訳者に必要なツールとコンテキストを提供すれば、オリジナルの脚本をまるで最初からその言語で作られたかのように自然に仕上げてくれるはずです。
余計なやり取りを省くための3つのヒントをご紹介します。
ここで、非常に役立つプロの提案があります。ローカリゼーション会社に翻訳者の名前を尋ね、ゲーム内でクレジットを付与してください。
これにより、士気が高まり、顧客はあなたのゲームに誇りを持ってポートフォリオに含めることができるようになります。
熱意を感じている翻訳者は、さらに努力する可能性がはるかに高くなります。
ローカライズされたゲームをテストするということは、すべての言語バージョンをチェックして、見た目が適切で意味が通じるかどうかを確認することを意味します。文化的についてもですが、技術的にも視覚的にもです。たとえ完璧な翻訳であっても、テキストがボタンからはみ出したり、ジョークが別の文化で完全に通じなかったりすれば、台無しになってしまう可能性があります。
不適切なローカリゼーションは世界中の視聴者の信頼を損ない、世間からの非難につながります。あるいは、さらに悪いことに、払い戻しになることも。
ローカリゼーション品質保証 (LQA) には、プレイヤーが問題に気付く前に問題を検出するための3つの重要な段階が以下の通り含まれている必要があります。
ローカリゼーション品質保証の種類 |
対応 |
技術なLQA |
Language Guard (XTM ローカリゼーションツールの一部) などの機能を使用して自動チェックを実行し、翻訳の欠落、タグの破損、文字化けをフラグ付けします。 |
ネイティブスピーカーのLQA |
ネイティブスピーカーを招き、語調と文化的適合性を検証します。彼らは校正を行い、自動ツールでは決して見つけられないぎこちない言い回しや文脈の不一致を見つけ出します。 |
ゲーム内ローカリゼーションテスト |
実際に各言語でゲームをプレイします。ここで、長い単語やフォントのレンダリングおよび間隔の問題によりUIが壊れていることを検出します。 |
テストする内容が決まったら、次のステップはそれを一貫して実行しやすくすることです。
開発側でテストをスムーズに行う方法は次のとおりです。
ローカリゼーション品質保証(LQA)は、世界中のプレイヤーがあなたの世界に足を踏み入れる前の最終チェックポイントです。
ゲームプレイのQAと同じように熱心に取り組んで、徹底的かつ繰り返し可能なプロセスに変えてください。
パート4へ続く
引用元:Gaming localization: definition, benefits, how to get started, and mistakes|XTM
当社は、英国のXTM社が提供する翻訳プラットフォームの、日本国内で唯一の正規リセラーです。
XTM社は、世界最大規模の翻訳テクノロジーを開発しており、以下の主なサービスを提供しています。
・翻訳管理システム(Translation Management System)「XTM」
・プロジェクト/ベンダーマネジメントをサポートする「XTRF」
・UI(ユーザーインターフェース)翻訳を効率化する支援ツール「Rigi」
・ウェブサイトを直接編集・翻訳できる翻訳支援ツール「Transifex」
・CCMSのデータを利用して、簡単に動画を作成できるビデオ生成ツール「TXTOmedia」
これらのツールを、日本円でのご契約、時差や言語の壁がない安心のサポート体制のもとでご利用いただけます。
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